lemonの掃き溜め

日々の生活や考え事、妄想などをただ綴ってるだけ。

自己肯定感の養い方

最近は忙しさとストレスに追われ、めっきり絵を描くことが減った。このブログの更新頻度だって低いままだ。

やはり期間が空けば技術は落ちるものだし、我ながら下手になったな、と思う。

下手になっただけならまだしも、何も生み出せなくなってしまったのは悲しい。発想力が貧しくなってしまったのだ。

ぼくは自身の創作や世界観でしか自己を肯定出来ないし、表現することも出来ない。

無くなってしまったなら吸収しようと周りに目を向けてみるものの、手に余るばかりで弄んでいる。

追い求める美しさは次第に己へと向き、自己嫌悪に苛まれる日々が続いている。

何も生み出せない自分に価値など無いのだ。

だんだん昼間に起きることが困難になってきて、最近は殆ど寝て過ごしている。

死にたいと思うことも減った。その代わり、何かを願うことも減った。何も感じることが出来ない。ただただ虚無、空白、空っぽである。中身の無い思考を抱えて生きるのは、案外辛い。

離人感は増すばかりで、抜け出すことも増えた。

己の存在を問い、操作が困難になった肉体を呪い、行き場の無い精神は彷徨っている。これじゃまるで亡霊のようだな、と半ば自嘲気味だが、我ながら笑い事では無いな、とも思う。

自分が誰なのか分からないし、この感覚を上手く伝える術が無いので周りに理解されることもあまり無く、ただ与えられた課題を淡々とこなすだけになってしまった。こんなの、ロボットとなんら変わりないじゃないか。

自身が何を望んでいるのかさえ見失ったので目標を立てることも出来ず、なんとなく流される日々は酷く不自由だ。金魚すくいですくわれた金魚のように息苦しい。

数ある多くの中のひと粒に過ぎないことはとうに自覚していたにも関わらず、オリジナルを見つけようと足掻いている。その姿勢こそありふれたものだと思うが、分かっていても悪足掻きは辞められない。

ぼくは何を目指しているのだろう。何も分からなくなった。

自分一人救えない人間が、人を救いたいだなんて烏滸がましいだろうか。

本当に助けてやるべきなのはぼくなのに、それを無視し続けた代償なら、身をもって償うべきだろうか。

愛してやれなくてごめんなさい。ぼくはぼくを呪うことしか出来ない。

愛でラッピングした憎悪を与え続けたのは、他でもないぼく自身なのだ。